デュアルディスプレイは何が良いのか?
ビビッドレッド・オペレーションの四宮ひまわりちゃん
PCで作業をするからには、デュアルディスプレイはものすごく便利、という言葉をネットで見たことがある。
しかし、自分は以前に「同時に2つのことをしない」という記事を書いていて、**画面が2つあるということは、同時に2つのことをしているのでは?逆に効率が落ちるのでは?**と思ってしまった。
そう考えると、デュアルディスプレイは不要だったのかとも考えてしまう。しかし、実際はそうではない。今まで使ってきた状況を思い出しながら説明する。
モニタリング(監視)
基本的に作業はするが、何か気づかないといけない通知が来たら気づかなければいけない、といった状況の時に使える。
プログラマーだとログファイルを監視する等。
映像配信
ディスプレイ全体の映像を外部に配信したい場合がある。そうなった場合、基本的にディスプレイ全体が見える状態となる。
しかし、ディスプレイが複数あるとひとつの画面のみを配信することができるため、配信しない画面で自分だけが見る用の資料や、見せてはまずいものを操作するといったことができる。
横長ディスプレイではだめな理由
デュアルディスプレイではなく、ひとつで横に長いディスプレイも存在する。
しかし、個人的にはデュアルディスプレイの方が良いと思う。その理由を説明する。
“最大化”が画面ごとに独立していない
主要なOSではウィンドウを最大化するという機能がある。これはウィンドウを画面いっぱいに広げるものであり、横長ディスプレイだとめちゃくちゃ横長に広がってしまう。
個人的に横長いっぱいに広げたいよりも、左右で分割したいことのほうが多いため、これは不便。
フルスクリーンで動くアプリに優しくない
これも上と似ているが、フルスクリーンで動作するようなアプリはやはり画面いっぱいに広がるので、横長ディスプレイに対応していないアプリは無駄に引き伸ばされたり、無駄な空白ができたりする。
解像度がメジャーではない
横長ディスプレイの解像度は広く普及している16:9等のディスプレイとは解像度が大きく異なるため、壁紙を探すだったり、解像度に依存するような場面で対応しているものがなく困るというケースが多そうである。
(番外編)デュアルディスプレイの良くない点
記事タイトルが「何が良いか」なので、良くない点はあまりあげたくないけど、あるにはあるので書き残しておく。
机が圧迫される
当たり前だけど、ディスプレイを2つ置くと2つ分の空間が必要となる。狭い机でやると、机の上の空間がものすごく狭くなる。モニタアームを導入することで、ディスプレイを支えるスタンド部分が邪魔になる問題は解決できるので、これは非常におすすめ。
電源やディスプレイ用のケーブルが増える
ディスプレイは1台につき、電源とPC接続と2本のケーブルが必要になる。これが2台になると4本、3台になると6本…という感じで非常にごちゃごちゃしてくる。