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最近見た過去アニメ(〜2025年2月)

みなさん、萌えてますか?(挨拶)

私は変わらず日々今期アニメを見て過ごしているが、ときどき時間を作っては過去放送のアニメも見ており、 2024年7月〜2025年2月に見た過去アニメの感想をまとめる。

色づく世界の明日から(2018)

少しだけSFな青春ラブコメ。 主人公の瞳美は魔法使いで、一話からいきなり過去に飛ばされて 視聴者としても最初の数話は(それで、この物語は何が目的なの?)と不思議に思うんだけど 実は瞳美も同じ気持ちで、1クールかけて過去に来た意義を見出していく流れが良かった。

魔法、世界の仕組みがとか命運がとか……そういうスケールのデカい話に持っていかず あくまで瞳美とその周辺の個人的な話で綺麗にまとまっていて変に難解になることもなく、そこも好印象だ。 「色づく世界」の表現も素晴らしくP.A.WORKSの美術が上手くハマっていて絵としても良かったね〜。


いつも「…あっ」とか「…え」とか言っちゃう瞳美ちゃん、かわいいすぎる

かなめも(2009)

まんがタイムきらら原作のアニメは大体好きだが、2009年はまだその世界に入る前で『かなめも』は未視聴だった。 2024年にdアニメストアの配信が始まったのを見て視聴。一話冒頭、重い雰囲気から始まり大丈夫かな……と心配になり、、

も、萌え〜〜〜(font-size: 200%)

視聴続行。 かなちゃんの成長物語、そして仲間の優しさ、本当にあたたかいぜ…… 自分はこういうアニメがやっぱり好きなんだと再確認できた。 個別回だと第7話『はじめての、お迎え』がすごく印象的で良かったな、一夜限りのすこし不思議な時間、粋すぎる。

!? み、水着で新聞配達!?!?

!? み、みんなでお風呂!?!?

萌え萌え作画×ちょっと感動しちゃう成長物語という安心設計を感じつつも、 ところどころ妙にエッチというか……さすがに2009年にもなると萌えアニメのノリって今とは少し違うんだなー と興味深いアニメでもあった。


夜、自販機、女の子同士。きららアニメの伝統?

Just Because!(2017)

高校三年の三学期という短期間をフォーカスした青春群像劇。 湘南モノレール沿線を舞台に、若者たちが恋をして、すれ違い、……。 見ていると「お前ら、言葉が足りなさすぎるだろ!」「なんでいつも絶妙にややこしいタイミングで偶然会うんだよ!」と突っ込みを入れたくて仕方ないんだけど、若さ故の行動原理を味わう作品と思えばすごく楽しい。 偶然会うのは多分……深沢で若者が行く場所が限られてるとか……かな。

それにしても負けヒロイン小宮恵那さんがいいね。 積極的にアプローチしてくるタイプの子で、漏れのようなオタクだったら一発で小宮さんのこと好きになっちゃうのに、主人公のいずみくんはしっかり夏目さん一本で行くんだよな。負けてこそ輝くって確かにあるね、2024年の某アニメではないけど。

画作りについては……全体的にふにゃっとしている。 青春ものといえば(前述した色づく世界の明日からのように)スタイリッシュで綺羅びやかな美術が王道だろうが、このJust Becauseのふにゃ画もこれはこれで愛着が湧いてくる感じがしていい。そのおかげ(?)で真面目なシーンでもちょっとシュールなギャグぽく仕上がってて気張らずに視聴できる。


つぶらな瞳のジャストビコーズ犬

アクションヒロイン チアフルーツ(2017)

一見奇抜だがまっすぐに情熱的なアニメ。 一話だけ見ると、なんですかこのトンチキなアニメは……という感想しか出てこないんだが 女の子の表情が豊かで思わず笑みがこぼれる。


女の子の顔が青ざめるシーンがやたら多くて良い、口の形アニメ指数も高い

萌え萌えだし続きもまぁ見てもいいかと視聴を続けると これが凄くいいアニメでさ、最終話終わったときにはチアフルーツより熱血なアニメ存在しないだろ……と思えるほど 熱いものが込み上げていた。

基本的におバカというか……なぜそこでそうなる? といったノリは相変わらずなんだけど そのトンチキレールに乗っていたはずがいつの間にか「え、いい話じゃん……」に誘導されているアトラクション感がたまらない。 例えばSTAGE 7の温泉のシーンでは裸で胸大きいねって話が始まって(エッチなシーンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)と思わせてからの 自分を認められない性格なんだという本質の話にスムーズに入り、そこから一転水着になって気弱な美甘を仲間が励ましてくれる。「もっと胸張りなさいよ」→(これはどっちの意味だ?)となるバランス感最高じゃないですか?

あと、このアニメは特撮をはじめとした他作品のパロディ要素満載のようだけど、私はアニメ以外のネタはわからないのでそこに何かは見いだせなかったが、特撮系に詳しいとより楽しめるのかも。


なぜかはわからないが、お着替えシーンが多い、なぜかはわからないけどね

このはな綺譚(2017)

やさしい気持ちになれるアニメ。 前半では仲居の女の子同士の友情(あるいはそれ以上の何か?)を中心に描いており 十分に笑顔になれるお話なのだが、後半はさらに此花亭にやってくる客や世を行き来する人間たちのドラマが描かれる。 単話ごとにお話が独立してて(オムニバスっていうんだっけ?)毎度「今回もいい話だったな……(泣)」と漏らしてしまう。 色彩の入れ方が印象的な5話『梅雨送りし』、 分散した話が最後で急につながって驚かされる8話『かりそめの訪客』、 時間遡行を上手く使った12話『大晦日の奇跡』あたりがお気に入りエピソードだ。

と色々語ったけど女の子が皆萌えすぎて、絵だけ眺めても最高のアニメ体験が待っている。 こんなアニメを2025年まで見逃していたなんて……というか、Just Becauseもチアフルーツもこのはな綺譚も2017年のアニメらしい。2017年の私は何をしていたんだろうか(ひなこのーと見てブヒってた)。


頻出 ◇みたいな口


なぜかはわからないが、お風呂シーンが多い(と思ったら原作ではさらに……)


櫻ちゃんのお得意様になりたすぎる、今から徳を積んでおくか。