映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」
映画「さよならの朝に約束の花をかざろう」を見てきました。
※おそらく思いっきりネタバレしてるので気にする方は見ないほうが良い
減点するところなし、満点…
たいていアニメを見ると「ここが残念だったな…」というのがあるけどこの作品はすべてが良くて何も文句はない…終了…。自分がアニメを見るとき大きく「お話」と「美術」の2つに分けて自分の中での評価をするけどどちらも本当に文句なかった。本当に
お話について
2時間近くあって壮大なお話。前情報を何も調べずに観に行ったのでこんな話とは知らずに見たけど本当に良かった
「人を愛すると辛い別れがくるからよくない」と最初に長老様から言われたときに「あっこれは結局誰かを愛しちゃって悲しいことになるやつだな」って思ったのだが実際には最後に辛い別れではなく嬉しい別れという形ですごいハッピーに終わらせたのが非常に良かった。まさかエリアルが老人になるところまでを入れてくれるとは…。晴れのちきっと菜の花びよりをプレイした時のエモーショナルな感情を思い出した。そこからまた次の別れを探しに…って言われながら馬車に乗って行くのも非常にエモーショナルでよかった。コードギアスの最終話思い出した(こいついつも思い出してんな)
あとは単純に親子(正確には親子じゃないけど)の愛情ものというのは最高王道パターンで、いつ見ても感動できるのである。ああ~~っこういう展開になるんだろうなと分かっていながらも泣いてしまう。いまでもCLANNADは人生って言ってるぐらいなので。
美術について
基本アニメ映画は作画とか演出はすべて気合が入ってるので元々すごいだろうなって思ってはいたけど、やっぱりすごいなーーーっ。
予告より 予告より
現実世界が一切登場せず、ファンタジー世界のみで完結した世界の作品を久しぶりに見たので気持ちが高まってしまった。特に自分はファンタジーな世界の港町とか王都が昔から大好きなので映った瞬間えもーーー!!!ってなってしまう。船の帆とか石垣とか、謎の教会のような施設とかなにかあったときに鳴る鐘、すべてがしっかり描かれていてエモエモエモーショナルである。
予告より 逆光と放射状ぼかし(?)はとにかくエモい。最高
キャラデザについて
予告より
幼い姿のまま成長しない、金髪、純白の衣装、とデザインから特別な種族感がものすごく伝わってきて物語にも非常にマッチしててよかったし、なにより、お美しい…かわいい…でも触れてはいけないような…よくわからなくなったけど大変素晴らしいです。
おわり
2018年の前半からいきなりものすごい映画を見てしまった。今後のアニメ世界がたのしみです。
予告より
(こいつは何だったんだ…?)