バイブ・録画アプリ・コーディング
以前、PCでテレビを見る環境を作った が、録画環境はまだ整えていなかった。 Webで調べるとEDCB や EPGStation などを導入するケースが多そうだが、私が欲しいのは番組表から番組を選び、時間になったら録画してファイルに保存してくれる、という部分だけだ。その最小限だけをコンパクトに満たしたアプリが欲しくなったので自作してみた。いや、自作というよりはAIに作ってもらったと言うべきか。
Claude Codeを立ち上げて、こういうアプリが欲しいとチャットすること2時間ほど。 以下のスクリーンショットのように番組表から番組を選び、ファイルに録画するWebアプリがもう動いていた。

そのあと「これはこう変えたい」等あれこれ追加で指示を出したりするので、一瞬でポン! 完成! ではないが 平日夜のちょっとした時間で自分にとっては十分実用レベルのものができあがった。これはなかなか楽しい。 私は一応昼間はプログラマーをやっているが、このアプリについては自分で一行もプログラムを書いてないし、出てきたコードも確認していない。 こうやってAI主体で勢いで作る手法をバイブ・コーディングと呼ぶらしい(エッチな言葉ではない)。
昔は手で頑張って書いてたのに、楽しみを奪われたという感情は不思議とあまりない。 考えてみると、趣味でプログラムを書いて何かを作るのは脳内にある小さいパーツを寄せ集めてこれとこれをつなげてみたら面白いのでは? →その思い付きが具現化する嬉しさが大きかったのだろうか。 CとかJavaとか…プログラミング言語自体について考えるのもそれはそれで楽しいのだが、そこがAIに取って代わられたとしても、頭の中でパーツをつなぐ楽しみがあれば抵抗なくいけちゃうんだな。
そう考えると、もう一つの趣味であるお絵かきも同様かもしれない。 私は美術解剖学を学んだわけでもないし、光の当たり方もシワのでき方も理論的にやっているわけではなく こうしてみたらなんか、いい感じになるのでは? なった!嬉しい! これはなってない、やり直し! の繰り返しであり そのフィードバックループを高速で回せるほど美味しいところだけいただけるような感じ。
理屈は知らないけど最近名前をよく聞くアレを取り入れてみるか、という遊びを気軽に入れられるのも嬉しい点。 労働だとさすがにこんなノリと勢いで開発してたら怒られるだろうけど、自分のための趣味アプリであれば問題ない。 こうやってAIになんでも投げる行為自体に不安がないわけではない。AIに頼りすぎた結果よくない結末が訪れるのはSFでは定番だし。しかし、今は短期的な嬉しさ・楽しさに釣られてこうなっている。
付録:この録画アプリを作ったときの最初のprompt
❯ 以下のようなWebアプリを作りたいからplanして。
・mirakcの録画を予約・録画済ファイルの管理ができるWebアプリ
・deno + Fresh で実装, ssrのみで、client-side javascriptは基本的に使用しない
・トップページは番組表 押すと録画の予約ができる
・録画の仕様は https://mirakc.github.io/dekiru-mirakc/v3/config/recording.html を参照
・configファイルがあって、mirakc API serverのendpoint, 録画ファイルの保存先ディレクトリなどを決定できる
・録画予約、録画したファイルの情報(番組名、放送日時)などはsqliteに保存する