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一生頭から離れない音MAD

音MAD、音を素材にして切り貼りして作られた音声(または動画)、Flash黄金時代やニコニコ動画で流行っててひたすら見てた時期があった。 ここ数年はニコニコ動画を見なくなって音MADを聴く機会もほぼなくなったのだが、最近このツイートを見て気付かされた。音MADから離れても、頭からは離れない。

「カールスラント軍人」って言葉聞くたびに、古の昔に死ぬほど聞いたストライクウィッチーズMADを思い出してしまう……。病気がまだ治ってないらしい……。 https://twitter.com/ukitouchtypist/status/1546158225959309312

特に原曲があってそこに別の音声を乗せているような音MADは危険で、原曲を聴いても脳内で音MADの方が再生されてしまう。 たとえば『ドラえもんのえかきうた』を聴くと本家よりも2001年頃に公開されたFlash『まるかいててー』が先に浮かんでくる。20年以上前に聴いてたものなのに!! 20年前に暗記した文章なんて多分ほぼすべて忘れてるのに20年前に聴いた音MADは今でも簡単なトリガーで蘇ってくる。

ドラえもんの絵描き歌に限ったことではない。長門有希のキャラソン『雪、無音、窓辺にて』を聴くとスネーク(っぽい)声が脳内再生されるし、「盛るぜ〜」と聴くとサンドキャニオンが再生されるし、麻雀の用語を聴くとココロオドルが再生されるし、烈風斬といえば烈風斬を超える烈風斬を超える烈風斬を超える烈風斬を超える烈風斬を超える烈風斬が再生される

こういうのも2000年代のネット文化だったんだろうなと懐かしんでいたら、普通に最近でも音MADは作られててすごい。つい最近「おとわっか」という音MADが局所的に流行ったりしたのを見てそう思った。令和の時代でもすかさず人の意識に入り込み、一生頭から離れない。音MADは本当に危険な〇〇シリーズだったというわけだ。