SNSを見ずにひたすらノベルゲームをプレイした
4日目の夜、エンディングを迎えて心地よい感じだった
きっかけはインフルエンザ
インフルエンザにかかってしまい、4日間できるだけ外出をするなということになった。どうやって過ごそうか考えた結果、「ノベルゲームを真剣にプレイしてみようか」となった。
今までもノベルゲームをプレイしたことはあった。しかし、毎回ちょっと進んでは止まり…を繰り返してクリアするまでに数ヶ月かかってしまうなんてことが多かった。
ノベルゲームを中断してしまうのは SNS のせいだと考えた
SNS を見てると大量の情報が脳内に流れてきて快感だが、「あ、そういえばそんなんあった」っていってどんどん新しい知識を求めて、ちょっとしたことを調べたり作ったりして満足しての短いスパンを繰り返すといった行動をとりやすい。
それ自体が悪いことではないが、それをやりすぎて最近頭が疲れていると思った。これは前にも書いたが、同時に2つ以上のことをしないほうが精神的に健康である。
施行中の3つのルール
- SNS を見ない
- 「こんなことしてる場合じゃない」という考えを捨てる
- 「こんなことしても得にならない」という考えを捨てる
ノベルゲームというのは、摂取するほど快楽が増していくというものではない。プレイ中に退屈に感じることもある。そういったわずかな隙に進行を阻害するような考えが脳内に現れる。それが「こんなことしてる場合じゃない」と「こんなことしても得にならない」という考え。
この2つの考えが頭をよぎると「…そうだな、やめるか」といって閉じるボタンを押してしまう。これはよくない。ここから結局SNSの情報の海に飛び出してしまうことになる。そういう訳で、「こんなことしても…」という考えはせめてこの4日間だけでも捨てるように心がけた。
実際にやって学んだこと
人間に与えられた時間はけっこう長い
いままでは暇さえあれば Twitter を開いて「何か…情報がほしい…」という飢えた感じで更新を連打していたが、それをしなくなり、心に余裕が生まれた。また、そういった余計なことをしなくなったので人間にはこんなに時間が与えられていたのか…と感心してしまった。普段「こんなことしてる場合じゃない」とか言いながら結局別の娯楽に逃避してしまい、本来優先してやるべきことに向き合えてない。ということが多いんだと実感できた。
眠気には勝てない
たとえストーリーが面白いところに入っても、眠気が来たらもうどうしようもない。素直にお昼寝するべき。30分お昼寝するだけでかなり調子は良くなる。これは仕事においてもいえることなんだろうな…
1日4ルートも進めるとさすがに頭が疲れる
ひたすら画面を見てストーリーを読んでいくだけであっても、ずっと続けているとさすがに疲れがくる。途中で昼寝を挟んでもなんだか頭がぼーっとするような時があった(2日目後半)。
私に天使が舞い降りる
4日間ずっとSNSをやめられたかというと、それはできてない。なぜなら、2日目の夜にTVアニメ「私に天使が舞い降りた!」の放送があり、その時だけどうしてもTwitterで実況をしたかったからである。もちろん意思の強さでそれすらやめる、という選択肢も合ったが、2019年冬期の唯一の癒やしのような存在になっているため、これだけは参加したかった。というわけで私に天使が舞い降りた!の時間だけ急にSNSに現れる変な人になってしまった。