メイプルストーリーの思い出 カニクエと晩ご飯
昔メイプルストーリーというゲームに夢中だった時期があって、思いつき次第その頃の思い出を書き残していきたいと思った。
当時、自分は中学1年生で部活の友達から誘われて始めたメイプルストーリーだったが、部活よりはるかに夢中になってしまった。
部活が終わって帰る途中、ずっと頭の中でカニングシティのBGMが流れてたのを覚えてる。
グループクエストへ初挑戦
中学校の友達とグループクエストと呼ばれる4人でグループを組まないと入れないマップ(通称カニクエ)に挑むことになった。
中では4人全員が協力して行動しないと先に進めない仕掛けがいくつもあり、ちゃんといけるかな・・・とドキドキしてた。
思わぬトラブル発生
最初の滑り出しは順調だったのだが、途中で思わぬ事態が。
「ゆうちゃ~~ん(※1)!!晩ごはんやで~~!!」
グループクエストの途中でお母さんに呼ばれてしまい、PC前を離れざるをえなくなったのである。
「え…でも今はカニクエが…」と言っても親に伝わるわけもなく、でもせっかく集まってくれた友達に申し訳なくて「晩ごはんだから中断で」とも言えなかった。
晩ごはんくらい後から食べればいいじゃない、と思うが当時の僕にとって、晩ごはんを家族で食べないということは、前例のない大罪だったのだ。
最終結果、そして…
結果として、ひどいことに無言でPC前を離れて晩ごはんに行ってしまった。
自分のせいでグループクエストはもちろん時間切れでクリアできず、4人全員追い出されてしまった。
晩ご飯から戻ってきてチャットログは「おーーーーーーーーーい○○!!!帰ってこーーい!!!」「おいーーーー!!!」みたいな言葉で埋まってた。(そりゃそうだ)
自分は謝り方もよくわからず、ただ「ごめん」しか返せなかった。でも友達のうち一人が「その顔(※2)で謝られたらなんか怒る気力もでないわ」といって流してくれた。
本当にありがとう…
こんなしょーもないことでドキドキして失敗して、というのも中学生時代だからできたことだろうなと今思い返すとしみじみとした気持ちになっちゃう。
※1:仮名です
※2:男キャラの「顔3」のこと↓