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高校時代の絵を発掘した

クラウドストレージの整理をしていたら、高校時代に描いた絵を発掘した。 自分はデジタル絵を本格的に描きはじめたのはここ数年だったのだが、そういえば高校時代に少しだけ絵を描いていた時期があったんだった。

背景画からはじまり

昔は背景画が好きだった。 小学校の写生会で背景画を描いたら先生や親に褒められて自分には背景画の才能がきっとあるんだと思ったのが始まりだった。 なので、この高校時代にも背景画であれば自分は上手くなれるはずだと信じていた。そのときに描いた背景画がいくつか残っていた。

これはそのうちの一枚。二次元←→現実というのがネタ要素だが、なぜこのネタで描こうと思ったのかはまったく思い出せない。 まとめブログのコミケ面白いコスプレまとめ!的な記事でおなじような文言のやつを見たからかも。

次は天空の城ラピュタ。下のほうが未完成感はあるが、上の方は頑張って描いたんだろうな…と感心した。

今は背景画は描かないので比較はできないのだが、 今だったらこんな発想出てこないな〜というのが多くて面白い。二次元と現実の境目を線路で描こう!なんて今だとどれだけ考えても思いつかなかっただろう。最近は高速で萌え絵を摂取しつづけているばかりで背景画のことなんて考えてすらなかった。今、再び背景画を描くとしたらどういうのが描きたいだろうって考えるのも楽しいかもしれない。

美少女キャラは恥ずかしい、でも…

背景画の話は終わりにして、次はキャラクター絵へ。 高校時代はまだ萌え絵=恥ずかしいものとして認識していたので、美少女キャラを描くなんて恥ずかしすぎて無理と思っていた。 だからキャラの絵を描くとか言って男キャラのネタ寄りの絵を描いてお茶をにごしてた。

これはマクロスFのレオン・三島という敵キャラ。高校時代の仲間内ではマクロスFが一時的にブームになっていてちょうどネタ枠な題材としてよかったんだと思う。

しかし、美少女キャラは無理無理とも言ってられない状況になってくる。 東方Projectとpixivの流行 があったからである。 高校の友達もネットの友達もみんな東方Projectが好きで、pixivのランキングを見ても連日東方の絵がたくさん投稿されていた。 そうなると、(ま、まぁ東方のキャラなら描いてもいいかもしれん………)と思えてくる。当時は(し、仕方ないわね…)みたいな気持ちだったんだけど 東方のおかげで美少女キャラを描くことへの抵抗が薄れたということで今では感謝している。

当時は東方緋想天というゲームをよくやっていた こともあって東方緋想天のキャラ(永江衣玖、比那名居天子)の絵が残されていた。

背景画と違って美少女キャラの絵は今こそ見慣れているので この絵を見るとうわ〜!!恥ずかしい////いまいち萌えないな! 顔色悪くない?なんでこんな達観したような表情なの…とか色々突っ込みたくなるんだけど… でも…なんかこれはこれで味があるというか…美少女キャラの描き方のコツを何も知らないなりに頑張って描いたんだな〜って伝わってきて良かった。

そしていま

そんな私が2021年現在どうなったかというと………美少女キャラの絵しか描かなくなっていた!

高校時代の自分に「お前…10年ちょっと経ったら幼い女の子キャラばっか描いてる上に、下着とかスク水しか着せてない状態で全世界に公開してるよ…」と伝えたらどんな気持ちになるのだろうか。 また、10年後の自分はどんな絵を描いてるだろうか、一周回って萌え絵はもう飽きた背景画を描くぞ!!ってなってたりするのかな、将来の自分に期待!