女の子のイラストを描くための勉強 (1) 首~肩~胸
美少女イラストを描きたいと思って少し前にペンタブレットを買ってたまに描いている。
**いままでは、自分の脳内妄想だけで絵を描いていた。**たとえば次の絵。
この絵、描いた自分が見返しても、なんだか雑に作った人形みたいになっていて、姿勢にも違和感がある。
でも、「じゃあここをこうすれば良くなる」という策が浮かばない。
基礎の練習を面倒臭がってまったくせずに無理やり描いていたのだろう、顔はなんとかごまかせても、身体は正直(?)で、すごく下手な感じになってしまう。
ここが自分の今の妄想の限界、これ以上の改善は外部資料に頼って手を動かすしかないと思い始めた。
参考書を購入
イラストといっても、女の子の体というのは立体的な奥行きのあるものなので、ちゃんと立体的にどんな形をしているか把握したほうがいいと思った。その理由は
- 棒立ち以外のポーズを書こうとしたときに応用が効くから
ということで、**”立体的に” ”美少女を”**描くための参考書をさがした。
立体から考える美少女の描き方 88のコツ!!
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Kindle版もあって、いいね!って思ったので購入。この本は
- 女の子のイラストを描くことに特化
- 最近流行りの”萌え”絵よりは少し離れていて、リアル寄り
という感じで、自分の描きたい萌え萌えなイラストとは雰囲気が異なるのだが、筋肉のつき方とか立体的な構造を最初に知っておいたほうが良いかなという推測でこういうのにした。
そんなこと言ったら古典のデッサン本が一番いいのではってなるかもしれないけど、それはまぁ。。
まずは上の方から(首~肩まわり)
自分の練習方法は
(1) お手本を決める
はじめにお手本となる絵を決める。ここでは、上で購入した参考書に出てくるものを1つピックアップした。
(2) お手本で重要だと思うPointに印つける
お手本を見つめて、ここは特徴的だと思った部分にペンで印をつけていく。一緒に言葉もつけたりするとわかりやすい
(3) お手本を消して、自分で同じものを描く
お手本を消すのは大事で、自分の脳内でどれだけちゃんと入ったかチェックするため必要である。必死に「ここはどうだっけ・・」って何度もなりながら描く。思い出せないところ=自分の弱い点ということでとりあえず雑に描く。
(4) お手本を戻して、自分の描いたものと見比べる
お手本と自分の描いたものを見比べて、答え合わせ?的なことをする。実際に並べてみると「うわぁ;自分下手くそだな・・」って必ず思ってしまうけど、ここは我慢して「じゃあ何が下手だったのか」ちゃんと見る
ここで、特にお手本と違っているものが見つかったらそこが「自分の苦手とする部分」ということなので、赤線を引くかのように、自分で印をつけていく。
特に腕・手がひどいように見えるが、同時にたくさんのことを考えすぎると死んでしまうので、まずは首~肩~胸ラインだけで考える。
このお手本から得たこと
- 女の子はなで肩にする(角度が急)
- 乳房と首の間は結構空きスペースがある
- 肩と腕の境界線は斜めにビシっと一本いれるとわかりやすい
首・肩・胸・腕はつながっているので、一緒の物体として描いてしまいがちだが、筋肉のつき方的に考えると、ちゃんとブロックごとに分離している、それをわかっていると、つなぎ目あたりが不自然に見えなくなるといった感じだろうか。