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引っ越ししてから1年たった

1年前の2020年4月に引っ越しをして、それから1年たったので振り返る。

きっかけ

もともと部屋のカスタマイズ?が好きだった。 学生時代は実家で兄弟と同じ部屋だったしお金もなかったから部屋をあれこれするのは諦めてたが、代わりにPCのデスクトップを改造するのに凝ったりしていた

社会人になって自分だけの住居を手に入れてからはいい部屋に住みたいという気持ちがずっとあって、僕の考えた最強の住居にしたいと定期的に考えてた…のだが最初はお金もないしで妥協が必要なところも多々あった。 そして数年たって収入が上がったので引越しをきめた。

物件選び

物件を選ぶポイントは人によって様々だが、自分は 気持ちが上がるかどうか が基準である。 気持ちが上がるって何?という話だが、部屋で過ごしていてふと周りを見渡すと(う〜ん、いいねぇ!)って思えるような部屋。 具体的にどういう部屋なのか?

1, 2番目は文字通り。3番めは分かりづらい言葉だけど、寝室が分かれている、対面式キッチンがあるといった生活が豊かそうに見えること。別に寝室が分かれてなくてワンルームでも生活はできるし、キッチンだって実際はほぼ使わない。でも、あったほうが気持ちが上がる。「いい家だな〜」と日々感じられることが重要。 気持ちが上がるためだけに高い家賃払うの無駄では?って思われそうだが、タワーマンションなんかそういう感じで選ぶものなんじゃないだろうか?

▲引越し直後に撮った写真。対面式キッチンがあると気持ちが上がる(使わないけど)

もうひとつ、物件選びに重視しているのは静かさ。 あまりにもノイズがあると日々生活するだけでストレスがたまりそうなので、静かなのは重要と考える。 よってこのあたりの条件が加わる。

静かさを取るために駅からの徒歩時間は少し長めになるが、歩くのは苦に感じないのでよしとした。

そして最後の絶対条件がこれ。

今でこそリモートワークが多めになってきているが、引越しを決めた当時は毎日出社で もともと通勤電車で消耗するのは絶対嫌だという気持ちが強かったので会社徒歩圏内は絶対条件だった。 会社の近くに住むと家賃補助がでる制度があったからという理由もある。 引越し前の家も徒歩圏内だったので引き続き近くで探すことになった。

上記の基準で探した結果、前の家のすぐ近くに条件を満たした新築物件が現れたのでそこに決まった。 普通にWebの物件検索サイトで見つけて、新築なのですぐは入居できなくて完成次第入れるというやつだった。 家の近くの不動産のお店に訪問予約をして、訪問時にその物件の名前を伝えたら手続きをしてくれた。

引越し業者の選定

引っ越しが決まったら、業者を決めないとだがたくさんあるので選ぶのが難しい。 ひとつ失敗したのは、電話番号を入れるタイプのオンライン見積もりフォーム。 これに一回でも送信してしまうと多数の業者からスパムメールのごとく電話がかかってきて最悪だったので絶対にやらないほうがいい。

結局電話をかけてきた業者には頼まず、赤帽という業者に依頼した。 知ったきっかけは会社でふと引っ越しの話をしたら先輩が教えてくれたところから。 赤帽、これまでまったく知らなかったけどとにかく依頼するとトラックで荷物を運んでくれる業者らしい。 赤帽の料金は移動距離に応じて決まってくるので、超短距離の引っ越しにはちょうどよいと思った。

赤帽の予約はまずWebで見積もりをして、そのあと電話で申し込む形だった。 事前にWebで見積もり出しておくとそれと照らし合わせて話が進む。 予約したときはなんかラフな感じの喋り方のおじさんが出て「じゃあ何月何日にトラック2台出すので、よろしく」というふうにあっさりと予約受付は終了した。予約完了のメールには次のように書いてた。

【1】赤帽車2台で2時間以内で終了すると¥36,300、それ以降は30分超過する毎に¥4,356ずつ加算されるという料金になります。上記はあくまでもお見積です。実際はかかった時間での精算となります(当日の道路状況によっても作業時間が変わります)。作業時間の短縮に関し、お手伝いの人数増員や、事前の荷造り等をご検討下さい。

【2】赤帽は軽トラック1台につきドライバー1名で伺いますので、2台で伺いますとドライバー2名での積み下ろし作業が可能です。

【3】荷台の大きさは高さ130cm・幅130cm・奥行き190cm、最大積載量は300kgです。

赤帽がやってくれるのは、前の家から荷物を取り出してトラックで運び、新しい家の部屋まで運ぶところまで。 家具の組み立てサービスはないので自前でやる必要がある。このときは友達に手伝ってもらってベッドやレンジ台を組み立てた。 ドラム式洗濯機だけは取り付け難易度が高そうなので、赤帽とは別にヤマトの家財便を使った。

引っ越し完了後の感想

人生で初めて引越しをやって新たに気づいたことは、物を捨てたり買い直すいいきっかけになる こと。 物を捨てるのは手続きも面倒だったり「まだ使うかもな…」とか思ってしまって躊躇いがちだが、引越しが控えてるのでな!って気持ちになると思い切りが良くなって潔く捨てたり新しいものに買い直したりできる。

逆につらかったことは、引越し後の住所変更などの手続きの多さ。 住所を登録しているサービスを片っ端から変えていかないといけなくてこれがつらい。そもそも何に登録していたか把握ができてない。 いくつかは個人用のTrelloとかにまとめてあったのだがそれで全部ではなかったり。また、Webで住所変更できるサービスはまだ良いが、電話しか受け付けないものがあったりして非常に大変。さらにマイナンバーの変更なんかはお役所に出向かないといけない。

しかし………

これで満足しました、終わり!と締めくくりたかったのだが、来年から会社の家賃補助が廃止されることが告知された。 さらに勤務地が変わる可能性が出てきて徒歩圏内ですらなくなる、どうすれば………(物件探しはまだまだ続く)。