秋葉原で萌え絵を売る人と対話した

もう結構前の話になるけど、思い出したので書く。

秋葉原ある軸中心派というお店があって、おたく友達とそこでタペストリーとかを眺めて「ん~いいねぇ~」と言って回るやつをしていた。

特に自分とそのおたく仲間は梱枝りこ先生のイラストがすごい好きで、その時放送していたアニメ「ありすorありす」のコラボカフェに行った後だったはず。

店の奥でやってる「版画展」

店の奥に行くと特設スペースがあり、版画展がやっていた。版画というのは、

ここには受付があって、名前と年齢を書かないと入場できない。ここで少し「ん?」と心の中でひっかかった。参加無料の版画展に入場するのに個人情報を入れないといけないのか?

しかし、その後に「次の中で好きな作家さんは?(複数回答可)」という質問がありアッそれはもうもちろん、梱枝りこ先生じゃーん!!(*^_^*)って決め顔でそのまま書きすすめて入場した。

スタッフに話しかけられる

版画展は、次の写真のような空間で壁に萌え萌え美少女イラストがたくさん展示されているスペースだった。

Photo by http://otaku-magazine.jp/jiku-chu-tenjin/ Photo by http://otaku-magazine.jp/jiku-chu-tenjin/

展示されたイラストを見ていると、スタッフの人に話しかけられた。「どの作家さん推しですか!?」と、めっちゃ若くて元気そうなお兄さんだった。

「こ…梱枝りこ先生…(※1)」と答えると、「あぁ~!梱枝りこ先生めっちゃ良いですよね~!!わかりますわかります!!!!」とメチャクチャ元気に返されて悪い気持ちはしなかったけど、元気すぎてこちらが戸惑った。

そこから一緒に世間話をしながら、展示されている版画を見ていくわけだが、自分たちが立ち止まるたびに「…どうです!?この、○○先生の絵…」と聞いてきて困った。

なぜ困るかって、本当は「うひょ~!この女の子の脚…えっちだw」という風に感想はいくらでも頭に浮かんでくるのだが、今日初対面のお兄さんに「えっちだw」とかさすがに言えない。なので、「アッ……良いですよねw」と苦笑いをするしかない。

※1…その日初めて会った人に対面で「梱枝りこ先生」というオタクワードを出すのが恥ずかしくて「こ、、こぉ↓」みたいな気弱な感じになってた

お兄さんとの世間話

また、お兄さんが「ご職業は?」的な質問を投げてきた。ここでも(ん?なぜ職業を聞かれるのだろう)と心に引っかかったけど、素直に「ゲームプログラマーをしております…」と即答してしまった。僕は頭の回転が遅いので、とっさに機転を利かせて会話を続けるといったことができないのでたいてい聞かれたことは素直に答えてしまう。

そしたらさらに「どこの会社ですか?」とまで聞かれ、やっぱり素直に答えてしまった。「へぇー!あそこですか!そこの会社、自分の友だちが受けてましたw」的にぐいぐいと会話を展開されて「そ、そうですかぁ~^^;」って感じになっていた。

でも終始このお兄さんと微妙な空気が流れていたかというとそうではなかった。「カントク先生といえば変猫ですよね」「そ、それ!!わかる!!」というオタク話で楽しく盛り上がったりもした。

小豆梓ちゃんきゃわわ Photo by https://blogs.yahoo.co.jp/illustratorkantokulove/41356019.html 小豆梓ちゃんきゃわわ Photo by https://blogs.yahoo.co.jp/illustratorkantokulove/41356019.html

版画についてのありがたいお話を聞く

**「お時間もうちょっといいですか?版画のさらなる魅力について説明しますよ!」**と言われ、特にこのあと行きたい場所もなかったので「は、はい。わかりました」と返事をした。同行してくれたオタクも「まぁいいよ」といってくれた。

そのお兄さんは嬉しそうに次のようなことを語ってくれた

画質が良いとかは、「フム…。確かにそうかもな」と思いながら聞いてたけど、照明を当てると肌が美しくなるってところは理解できなくて、上のイラストのような状況。頭の中は「???」となり、だんだんギャグにしか聞こえなくなってきた。

10万円以上する版画を買わせようとしてくる

版画の良さの話から、だんだんと「ね?欲しくなってきませんか?」という流れになる。照明のあたりから薄々と怪しい宗教勧誘のようなオーラを感じていたので「あ~、そうきたか…」とちょっと面倒になってきた。

でもここで「面倒なのでもう帰ります」という気持ちの前に、別の気持ちが出てきた。

(せっかくだしどんな手法で売ってて、どんな層が購入するのか聞き出してみようかな

購入させる手法

といっても、強引に「買え!!」とされることはなく「もし、買う気なくてもまぁ興味もってもらえると…」って感じで控えめだった。

購入層について

話を聞きながら感じたこと

なぜ版画を売る仕事についたんだろうか

お兄さんはすごい元気そうで頑張ってるのは伝わってきたのだけど、なぜこのお兄さんは秋葉原でオタク相手に絵を分割払いで売りつける仕事についたのか…。

本当は萌え絵なんか興味ないんじゃないだろうか

ちょろい(?)オタク相手に売るためにオタクの好きそうなやつに対して「わかる~!!!」と言ってるだけで本当は萌え絵なんか一切興味のない人なのかもしれない、というのも思った。

まとめ

結局版画は買ってない。でも今回のお兄さんとの対話でいろいろと考えさせられた。帰ってから調べたら(萌え絵に限らず)高額な絵を売りつけてくる人たちは「エウリアン」と呼ばれていて、アールビバンという会社が主に仕切ってるようだ。

検索したら怪しげな情報が次々と出てきて、帰ってからだんだんと怖くなってきた。

どうでもいい話だけど、「梱枝りこ先生の絵、たしかに好きなんですけど、僕が購入したいぐらい好きってなるには、銃皇無尽のファフニールの深月ちゃん級じゃないと…」って言ったら「ふっ…ありますよ。銃皇無尽のファフニールの深月ちゃん。」ってお兄さんに得意げに言われて「え・・・?あるの?」って素でびびってしまっった。買わなかったけど。美月ちゃん、ごめん…。

信じることはとても難しいこと
君が笑えば胸が痛みだすのは何故でしょう?