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絵のお題を決めること

絵を描くときは、まずどんな絵にするか決めないと始まらない。

何も考えずに思うままに線を引くこともあるかもしれないが、大抵は事前に「こういう絵にしよう」って決めるだろう。この過程はささいなことに見えるが、意外と重要で、むずかしい。

たとえば、チノちゃんの絵が描きたい!と思ったとする。じゃあお題が決まったし描き始めよう!となるか?…ならない。キャラクターが決まっても、じゃあどんな状況のチノちゃんを描くの?どんなポーズで…?背景は…?など色々なことを決めないと線が引けない。

そんな細かいことは考えたくない!とにかくチノちゃんがいればいい!というならば、公式サイトのキャラクター紹介の画像を横に並べて、それを見ながら立ち絵を描いてもいいかもしれない。確かに絵の練習にはなるが、完成しても「公式サイトのキャラクター紹介の絵なんだね」となるだけで大きな感動はない。

たとえば、ごちうさの漫画を全巻読んでも、アニメを全部見ても、チノちゃんのパンツは見えない(よね?)。急にパンツだなんてはしたない!ごちうさはそういう作品じゃない!と思うかもしれないが、Google画像検索で「チノちゃん パンツ」と入れてみよう。なんと原作やアニメで一切出てこなかったチノちゃんのパンツがファンアートの形でたくさん出てくるのだ!!これが絵のお題を決めることにおいて重要で、「こういうのが見たい」…という気持ちから自分がほしい絵の像が降りてくる。人間には想像するというめちゃ強い能力が備わってる。”想像は魔法”だとさくら、もゆ。でも言ってた。

想像さえついたら勝ちである。想像した絵の中でキャラクターのポーズが複雑で線が引けないことももちろんある、けど我々にはインターネットがある、似たようなポーズをとった写真や絵はないか調べられる。3D人形を自由に操れるソフトウェアもある、参考にして実際描いたもののなんか違う…となることもあるがあまり気にしなくていい、次の絵で本気だすわぐらいの気持ちでよい。想像することがとにかく大事で、想像ができたら神絵師だ!