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🔞うちの子が汚されて…

⚠️この記事は性的で生々しい話題を含むため、閲覧注意


すこし前、はじめてオリジナルのR-18イラストを描いた。 二次創作でえっちな絵を描くと、原作に申し訳ない気持ちになるところがあって、じゃあ自分がキャラの原作者になればもっと思い切って描けるのでは?と考えたことがある。 オリジナルキャラクターであれば設定をすべて自分で決められて原作者への申し訳ない気持ちなんて生まれない。

実際に絵に起こしはじめるとキャラに愛着がわいてくる。オリキャラのことを「うちの子」なんて呼び方をすることもあるらしいがわかる気がしてきた。 しかし…その愛着ある我が子のような存在に「服を脱げ」というのはどうだろうか? 二次創作よりも思い切りが持てるかと思ってやったのに(う…うちの子にこんな格好を……お前……いいのか?それで…)という自問自答がなされて気恥ずかしくなってくる。自分が絵を見る側のときはえっちであれば何でもOK!!もっと見せてくれ!と強気になれるのに、オリキャラになるとご…ごめんね…でも…見たい…いいかな…と弱気になってしまう。 極端に女の子が虐げられるようなシチュエーションでなければ大丈夫!集中!集中!よしっよし!と言い聞かせて服を脱いでる絵を描きあげた。ただそんな気持ちで描き続けたからか完成した絵に対してあまり興奮できなかった。

そして最近、衝撃の出来事があった。 インターネット上のとある場所でものすごく見覚えのある絵が見えた。 見えた……のだが様子がおかしかった。絵はたしかに自分がこの前描いたオリジナルのR-18イラストだった。 それは動画形式で、タブレットに映された絵に対して見知らぬ誰かが精液をかける映像だった。

その動画を見て数秒間完全に思考がフリーズした。ん……………?これは、なんだ?何が起こってるんだ? という感じだったが、だんだんと冷静になってきた。多くの人は描いた絵に対して精液がかけられてる様子を見たらどう感じるだろうか?「気持ち悪っ!やめて!」という反応が多いのだろうか。

自分は違った。 (勝った………)とでも言いたくなる高揚感があふれてきた。DEATH NOTEの主人公みたいな顔してたかもしれない。 なぜうちの子が汚されたようなシチュエーションを目の当たりして笑顔になっていたのか、それは一言でいえば承認されたと感じたからだろう。

今まで萌え絵を描いて公開し続けてきて、「いいね!」とか「かわいい」といった反応をもらえたことはあって、もちろん嬉しかった。でも、えっちな絵を公開して「あなたの絵で射精しました!」とは言われたことがない。実際したとしてもわざわざ報告する人は少ないだろう。そもそもR-18な絵を公開した回数が少ないのもあるが、前述したように初のオリジナルR-18絵はけっこう悩みながら描いた挙げ句作者自身は興奮できないというどうにも消化不良な感じで終わっていた。 そんなときに「あなたの絵で射精しました!」と完全なる証拠までつけて表明している人がいた。 これは自分が悩みながら出した「えっちな絵」の表現に対して「確かにえっちだ」と他人が認めたことになる。 そういうわけで、クリエイターとしての自尊心が満たされた結果、気がつくと笑顔になっていたという流れかなと思う。

しかし、それだとわが子同然であるキャラクターへの配慮を完全に欠いている。実在する子なら犯罪案件だ。 でも、オリジナルキャラというのは難しい。そのキャラは実在はしない。作者は実在してほしいと信じるかもしれないが、実在しない。 いや…むしろ非実在だからこそ欲望のままにめちゃくちゃにしていいという考えなのだろうか? むずかしすぎるので考えるのを放棄してしまい、自分ごとであるクリエイター的承認欲求のほうが先に動かされてしまった結果こうなった。

その後、例の動画を引用して「この絵の詳細を教えてください!」と別の場所に書き込む人まで現れた。 そうか〜〜〜!そんなにその絵の出どころが気になっちゃいますか〜〜〜〜!?仕方ないな〜〜〜〜 実は私はその絵に関しては世界一詳しいんですよね〜〜〜そこまで知りたいのなら教えてあげないこともないですよ!?と心の中で唱えながらpixivのリンクを貼っておいた。