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2013春アニメが豊作過ぎたので感想を書いた

7月。春アニメも終わり、いよいよ夏が始まった。 このブログ恒例の「1クールアニメまとめ」を今回もやっていけたらと思う。

最初に全体の所感を書くと

春アニメ・・・・豊作すぎる!!!!!!!

『ラブライブ!』『GJ部』『ビビッドレッド・オペレーション』など強者揃いだった冬アニメに続き、一体どうなるのかと心配も吹っ飛び、 春アニメもあまりに豊作すぎて追いつくのが大変なレベルだった。 私はこれまでは多くても1クールに5本ぐらいの視聴だったのだが、この春アニメで急に視聴数が増えた。それぐらい豊作だった。

あいうら

あげろ!あげろ! カニだ!カニだ!

あげろ!あげろ! カニだ!カニだ!

5分でサクッと終わる女子高生日常系?アニメ。 なのだが、以下の画像のようにとにかく「脚」を強調するカットが多くて正直・・・エッチでいいね!!!

ニコニコ動画で見ていると「声が棒読みすぎる」というコメントが散見されてまぁ確かにそうかもだが、 この慣れてない感じの演技は妙に味わい深くて謎の心地よさを感じ始めた。 順当にこなすだけが演技の良さではない、そういった教訓をこの作品から得られた気がする。

さらにめでたいことにアニサマ(アニメロサマーライブ)に「あいうらぶ」の出演が決定。 前期の『ラブライブ!』でアニソンのLIVEイベントに興味が湧いてきたので、行ってみることにした。 (アニソンにかかわらず)LIVEイベントに行くのは初めてで緊張しているのだが、 こんな大規模なアニソンフェスで『カニ☆Do-Luck!!』が聴けるのが楽しみすぎて三ツ星シェフも裸足でランナウェイするレベルだ。

惡の華

コミックで読んだことがあったので見始めたのだが、えっ……そういうアニメありなの?という感じの映像で驚いた。 人物の顔がリアル寄りで、すごいヌルヌルと動く。実写映像を下敷きに作画をする「ロトスコープ」という手法らしい。 基本アニメにはかわいいを求めているので最初はどうかと思ったが、まぁ普段とは違う路線の作品みるのもそれはそれで。

ストーリも特徴的で、うわ〜〜それはまずいって!!バレたらやばいよそれは!!とハラハラする展開が次々と来るのでそれが癖になってついつい続きを見てしまうところがある。 精神力が削られるのでこんな作品ばかり見てはられないんだけど、1作品ぐらいならスパイスっぽくていい。

後日ニコ生でロトスコープの元となった実写映像が公開されるイベントがあり、見てみたらそのシュールさに笑わずにはいられなかった。 特におさげの女の子の中の人がどう見てもオッサンなのは泣くほど笑った。


【ニコ生】惡の華 実写パート第三回【FULL】 - ニコニコ動画

革命機ヴァルヴレイヴ

幼い頃からロボットアニメには全然興味なくて、見てこなかったのだが2013春で完全に「アニメなんでも面白すぎ期」に入って 馴染みのないロボット系アニメにも手を出してみようと見始めた。

あまり難しいことはわからないんだけど……ハムエルフ、いや、エルエルフさんが実質ヒロインみたいなところがある。 ピースサインするところが面白すぎてこれ、神アニメかもしれん…って思った(ロボットはどうした?)。

翠星のガルガンティア

ストレートに面白すぎ名作アニメ……。 9話〜10話で世界の秘密が明かされていく流れはうぉぉぉ!!ってなったし、最後のチェインバーの「くたばれ、ブリキ野郎」はしびれた。 毎話エンディングテーマの『空とキミのメッセージ』が名曲でさぁ〜〜〜!(早口)

見始めてから知ったのだが、沙耶の唄やまどかマギカで知られる虚淵玄という方がシリーズ構成らしくて、 ときどき見る名前だなと思ったけどガルガンティア見てこの人すごいじゃん!という気持ちが強まった。 また、キャラクターデザインはその道では有名な(?)鳴子ハナハル先生なので、 2ちゃんねる等で度々「快楽天ちゃん」と呼ばれてたのは申し訳ないけど笑った。

絶対防衛レヴィアタン

暇しているときにニコニコ生放送で始まったため見始めたアニメ。

ニコニコ生放送でアニメをやる場合、各話の終わりに「今日の番組はいかがでしたか?」とアンケートが入る。 第1話のアンケート結果はまぁ・・ひどかった。 このアンケートって大抵は「とても良かった」70%超えが当然といった基準だったのが、この結果だ。

おそらく事前のイメージも影響したのではないだろうか。 ここ数年で突如現れて広まったソーシャルゲーム。今までのアニメ原作にはあまりない概念なので (ふん…ソシャゲ風情がアニメ界に入ってくるなど…)とアニメの達人たちからは歓迎されてないような気もする。

実際自分も1話は(ふーん、特に面白くはないな)程度に思っていて来週から続きを見るかどうか迷った。 しかし、第2話で『絶対ハマッちゃうもん!』と言われて そこまで言うなら・・もう少し付き合ってみるかと視聴を継続。

そして問題の第3話『絶対奥までイッちゃうもん!』である。 何よりもこの視聴後アンケートの結果が第3話を物語っている。

すみません……このアニメ、神アニメかもしれない・・・となり無事にハマってしまいました。

内容が面白いのはもちろんあるが、特にこの作品は最初の評価との差、そして一緒に3話以降まで見たニコ厨の同志たちとの絆(?)を深く感じて 良作揃いの春アニメの中でも特別な感情を抱く作品となった。 でんでん現象と呼ばれたらそれまでかもしれないが、自分はこのアニメに対して妙に愛着がわいてしまったのである。

断裁分離のクライムエッジ

緋鍵先生の作品がアニメに!?!? いいんですか・・・?ちょっとHENTAIチックじゃないですか・・? 地上波には、あまりにも…。

も、萌え〜〜〜! 視聴継続!

続きを見るか・・!

・・・ ・・・・・

お・・・おう・・・(怖くなってきた)

も、萌え〜〜〜〜〜〜〜!

続きを見るか・・!

・・・ ・・・・・

お・・・おう・・・(怖くなってきた)

やっぱこれをTVアニメでやるのは、ちょっとマズイかもしれん!

次回予告の\断裁分離のクライムエッジ/\断裁分離のクライムエッジ/が今でも頭から離れない。助けて!

デート・ア・ライブ

精霊。

異世界より現れ出ずる謎の少女。

その無垢なる力に武力で抗うか、愛を以て語りかけるのか。

今、人類の選択が試される―――

激しいバトルものが始まるのかと思いきや 萌え萌えな女の子が次々と降ってきてデートでデレさせる、というおもしろアニメ。 でも、OPとOP前の口上(最初に引用した部分)がばっちり決まりすぎててカッコいいのがまた良いんだよね。

いやこの展開チョロすぎるだろwって最初は冗談半分で笑ってたはずなんだが、 だんだん(アニメって、こういうのでいいんじゃない?)といった感情が湧いてきた。 後半には「これこれこれwこれですよ!求めているのは〜!」って言ってた。不思議だな〜

お、お前らは精霊の中で誰と”デート”したいんだよ・・・

僕は、四糸乃ちゃん!!!!


アニメキャラをデスクトップ壁紙にするとかまじひくわーって思ってたはずなのに…悔しい!

……のはずだったんだけど、今ちらっと見返したら、五河琴里ちゃん萌えすぎ。

はたらく魔王さま!

Skypeで友達に「今期おすすめのアニメある?」と聞いたらすすめられたので視聴。

現代から異世界に転移する作品はよく聞いたが、逆は珍しくて新鮮でいい。 ライトノベル原作で主人公とヒロインたちがいてって形なんだけど、剣とか魔法とかある世界からのファーストフードのアルバイト生活というギャップが面白くて、ギャグのセンスもかなり好みで何回も爆笑しながら見ていた。 カツドゥーンの時点で(あっ!このアニメ面白いわ)ってなったもんね。 そしてちーちゃんがかわいい。中毒性のあるMADになったりしたかと思いきや、Endingの月花のちーちゃんが美しくて………これまたギャップにやられた。

変態王子と笑わない猫

ぶ、ブヒ〜〜〜〜〜〜〜! 「ブヒアニメ」とかいう概念、バカにしてたはずなのに・・・・・ インフィニット・ストラトスばりの萌え豚と化した。

このアニメで初めてカントク先生というイラストレーターを知ったのだが、めちゃくちゃ女の子がかわいくて本当に最高で〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・。 ビジュアルの話ばかりじゃん!それぐらい本当に女の子がかわいい萌え萌えアニメだった。

Baby Sweet Berry Loveとかいう曲、映像と共にアニメOP/ED 最萌トーナメント優勝候補だよこれ。 DAMのカラオケにBaby Sweet Berry Loveが映像付きで入ったので毎回入れて筒隠月子ちゃんと一緒に爆踊りしてる! 嘘、映像が萌えすぎるので歌いもせずにディスプレイに近寄って凝視してる。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

中高生向けラノベ〜〜〜〜!って感じでいいよね、こういうの…。 主人公のヒッキーみたいなひねくれた思考をしてしまうの、高校時代にいわゆる”根暗”側として育った身としては色々と共感しちゃう。 そんなひねくれヒッキーが2人のヒロインと出会って気づくことがあったり、様々なことが進展していくのはドキドキするし、見てて面白かった。

でも、漏れの周りには雪ノ下雪乃さんや由比ヶ浜結衣ちゃんはいないんだよね……。 この虚構から引き戻される感覚もまたアニメの面白いところかも。

ありえなーーいOh!!規格外Ah!!! なんだこの天使!!

ゆゆ式

とんでもないアニメに出会ってしまった……。

これまではいわゆる「日常系」の作品って物語に起伏が少ないし、退屈じゃん…と思っていたのだが、 『ゆゆ式』で考えが変わりつつある。 日常系といっても、ゆゆ式の「日常」は何か、他の「日常系」と呼ばれるアニメたちとは違うものがある。 そう感じたのはどうやら自分だけではないらしく、この独特の世界観に引き込まれ、ゆゆ式信者?とでも言うべき熱心なファンが増えつつあるのを感じている。最終回が終わったはずなのに存在しないはずの次の回を実況している勢力までいる。 本当に自分の中で大きなパラダイムシフトが起きた感覚があり、今後のアニメ視聴の基準を変える必要性を感じている。日常系はちょっと……といって食わず嫌いせずにアニメを視聴していこうと決めた。

ゆゆ式という作品がいかに素晴らしいかは熱心なゆゆ式ファンの語り(多分探せばたくさんある)を見てもらえればいいとして、個人的に気に入ったのは種田梨沙さんの演技だった。 去年の『新世界より』で主役デビューしてED曲まで歌った期待の新人こと種田さんであったが、このゆゆ式ではまた全然違った方向の演技をしていて 声優さんってすごい……本当に新人!?と驚かされた。アニメ新世界より(と楽曲:割れたリンゴ)が好きだったのもあり種田梨沙さんのファンになってしまいそう。

RDG レッドデータガール

あまり記憶に残らない薄味〜な感じだったのだけど、世界観がキレイだったなーというのはずっと感じていた。 早見沙織さんの声、岸田メル先生のキャラデザが見事にマッチしてる。 後半で高柳くんが犬になってニコニコ動画で「犬柳!犬柳!」ってみんなに応援(?)されているの良かった。 私も気づけば「犬柳ぃ!!!」ってコメントして応援してた。

君の声が 呼び合う その光へ……(スモールワールドロップ、名曲すぎる)

以上、春アニメで視聴していたものを一部紹介した。 この他にも『とある科学の超電磁砲S』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』などの人気作品の続編もありじつに充実したクールだったと思う。 あの名作が入ってない!といった意見もあるとは思うが、普段3〜5本しか見てない勢なので許してほしい。

深夜アニメの数はどんどん増えて、これからも数多の素晴らしいアニメに出会えるのかなと思うと楽しみでならない。 『ゆゆ式』でまんがタイムきらら作品の魅力に気づき始めたので、来期の『きんいろモザイク』も楽しみだ。

10年後の2023年も面白いアニメにたくさん出会えて、楽しくアニメを視聴できてたらいいね・・・。

そして10年後………

春アニメ・・・・豊作すぎる!!!!!!! (そして数が多すぎる!)

あの豊作クールから10年、 今もなお提供される素晴らしいアニメたちと、視聴できる今の環境に感謝を!

この記事を書いてたいへん疲れたので、2023春アニメ感想記事は書けなさそう。 でもきっと2033年の私が書いてくれるはず「春アニメ・・・・豊作すぎる!!!!」ってね。